こんなにセリ場で鮮魚を見ているのに、今日初めて存在を認識した魚がいます。
その魚は、魚体の色は黄色なのにアオソイと呼ばれています。
そして標準和名は何とクロメヌケと言うから、2度ビックリです。
なぜなんでしょう?
メヌケってこんな感じ。
深海から釣り上げられた時に、水圧で目が飛び出した姿にその名は由来します。
でも目は普通で、魚体も青くない。
どうしてこんな名前になったのか分からないけど、これ以上アオソイをディスって可哀そうなので止めます。
今日入荷したアオソイの良いところを褒めちゃおうかな。
凄い艶でしょ!
その艶の正体は体表の滑りで、鮮度が良い証拠だそうです。
アオソイはどうやって食べたらよいのか?
おススメは甘いタレで煮付け、シンプルに塩焼き、皮目がしっかりしているのでポアレも良いそうです。
日本近海に生息する海洋生物は33,629種もいるのだから、知らない生物がいても全然不思議なことではありませんね。