昨日のザ!鉄腕DASH見ましたか?
東京湾の入口に東京海底谷なる深海の楽園があったんですね。
しかも幻のサメ「ミツクリザメ」の幼魚まで捕獲して、いつ見ても楽しく興味を引かれる番組です。
さて、海の黒いダイヤの正体が判明しましたね。正解はクロムツでした。
超高級魚のように扱われていましたが、(1匹19,440円の値札が・・・。)間違いなく高級魚であると思いますが、値段の見せ方は少々誇張しすぎていると思います。
有名デパートや高級鮮魚店の販売価格は、目が飛び出るような値段になりますが、毎月第一、第三土曜日に行っている市場開放日では直接仲卸から買うことが出来るので、リーズナブルな価格で購入できると思います。
通常使いやすいサイズは、2~3キロ位で味もよく今日セリに並べられたクロムツも2~3キロ台でした。
最近の日本人の嗜好は、大トロや霜降りなどどちらかというと、脂、トロトロが受ける傾向にあります。
正にクロムツは「むつっこい」「むつこい」「むっちり」など脂っこいことを表わす言葉に由来します。
食べてギトギト、胃がもたれるような脂ののりではなく、上品な味わいです。
旬は秋から冬ですが、通年水揚げがあり、産卵期で身が痩せているものでなければ、美味しく頂けると思います。