昨日の午後から強風、凄かったですね。
その影響で今日の『追っ駈け』は無しと聞いていたのですが、川長 三晃丸のトラックが到着しました。
届いたのは活けのメジナと黒鯛です。
最近、東京内湾や相模湾から黒鯛がコンスタントに入荷しています。
今日は『黒鯛』を紹介します。
黒鯛は春の今の時期、産卵のため、孵化場から浅場へ移動して来ます。
このことを『乗っ込み』と言うそうで、黒鯛は産卵の体力をつけるために活発にエサを追うそうです。
黒鯛は貝類、エビ、カニ、小魚、海藻など、何でも食べる雑食性なのは有名でなんですが・・・・・。
黒鯛が西瓜を大好物にしていることも、釣り人の中では超有名な話です。
ネット上には、蜜柑やキャラメルコーンで釣れた話しが掲載されていました。
だだ、これから子孫繁栄の大切な行為を控えたこの時期は、さすが雑食性の黒鯛でも、お腹に優しいエサを獲るそうです。
何やっているところか分かりますか?
㈱ムラマツの村松社長はピックを、小林さんは神経棒を使って、物凄い早業で活け締め・神経締めです。
活け締め、神経締めされた魚は、野締めで入荷した魚と比べて鮮度が雲泥の差です。
黒鯛は本家タイ科の流れを継ぐ『鯛』ですが、真鯛などに比べてお手軽価格で入手可能です。
鮮度の良い黒鯛は、是非生食(なましょく)である刺身や、カルパッチョで食べて頂きたいですね。