朝から頭の体操です。
セリ場に水色の発泡ケースがパレットに積まれていますが、さて何箱積まれているでしょう。
答えは35箱です。内訳は下段が4×3×2=24、上段が2×2×2=8、上段の真ん中は2ではなく3でひっかけです。
しかし、見た目にキレイさと荷崩れしない計算された積み方、パレットが2山あるので合計70箱。どうです数え易いでしょ!
営業、荷役の担当者は手慣れたもので、パッと見ただけで個数を読み取り、滲み込んだ感覚で自由自在に正確な個数を積み上げます。
さて箱の中身はなんでしょう?
千葉県大原港よりブリの出世途中、イナダ、ワラサが大量に入荷です。
このサイズのブリが入荷したのは、今年初めてのことです。
ブリは成長に伴って呼び名が変わる「出世魚」の代表選手です。
イナダ、ワラサには、若いサカナが持つコリコリした食感とさっぱりとした味わいがあり、それは成魚ブリにはない点です。
それが良いか悪いかの判断は食べる人の判断によりますが、まだまだ立派に育ったブリが頂点に君臨しているこの時期、若者が幅を利かせるにはしばらく時間が必要ですね。