5月らしい呼び名、サツキエビ(五月蝦・皐月蝦)。

新緑の5月にぴったりのエビが、北海道は増毛の㈱遠藤水産より入荷しました。

茨藻海老(イバラモエビ)、別名ゴジラエビ、オニエビ、シャコエビ、そしてサツキエビなどとも呼ばれています。

サツキエビ、すなわち五月そして皐月。

まさに今の時期が旬で、かつては5月頃に多く獲れたことからその名がついたらしいです。

揚げ足をとるようで恐縮ですが、現在は獲れる量が少なく非常に珍しいエビになっています。

当横浜市場でも、年に10回入荷するかどうかのレアレアキャラです。

サツキエビを専門にした漁はなく、ボタンエビやシマエビ漁に混獲されています。

その数1,000匹に1~2匹だけ紛れ込む程度だそうです。

そして、その存在だけがレアキャラではなく、味ではエビの王様などと例えられるそうです。

ではどんな味わいなの?

濃厚な甘みが大きな特徴で、甘エビの甘ささえも薄く感じるほどだと言われています。

あまりに美味しいエビなので、思わず漁師もその場で「パクリ」なんてことも笑い話で披露されています。

王様と聞いたら黙っていられないですね。

今度、機会があったら少し買ってみたいと思います。

仕入れて行った仲卸をチェック、チェック。

追伸

小樽水族館には生きたサツキエビも展示されていましたが、エビぞりが印象的でしたが・・・・・。

出荷されてきたサツキエビも、相当数エビ反りしてました(笑)。