JF横須賀市大楠漁協、いい魚水揚げされています。

急に秋が到来した感じですね。

今まではもっとゆっくりと季節が移り変わっていたように感じていましたが、何か違和感を感じます。

昨日『キャベツうに』でお世話になったJF横須賀市大楠漁協藤村参事にお願いして、定置網船に乗船させて頂きました。

JF横須賀市大楠漁協には大型定置網と小型定置網の2種類があり、漁船の大きさ、網を仕掛ける棚・水深も違うそうです。

あいにく大型定置網は潮速のため出漁出来ず、小型定置網「勘網」さんにお世話になりました。

「勘網」さんも本来は2ヶ所に網を設置しているのですが、残念ながら潮速の影響で1ヶ所だけ網を入れていると言うことでした。

そのため出漁時間も遅く、午前4時前に大楠漁協芦名支所を漁船が係留されている場所まで小型ボートで移動し出漁です。

漁場は船に乗って10分程度の場所で、遥か遠くに江ノ島が見えていました。

親方が乗る小型ボートと、私が乗船した定置網船が連携しながら網を巻き上げて行きます。

どんどん親方の小型ボートが近づき、網を締め切ったところでタモで魚たちをすくいあげていきます。

シイラ、カンパチ、大物のマゴチ、そしてウルメイワシにヒラゴイワシ。

大楠漁協の藤村参事からは、魚が少なくて申し訳ないと一言。

いいえ、私は全然気にしていません。

これでも私は水産卸会社の一員、漁に好不漁があるのは十分理解してます。

それよりも快く定置網船の乗船を許可して頂いた大楠漁協藤村参事と、「勘網」さんに感謝・感謝です。

大楠漁協定置網の漁獲量は、例年になく少ないそうです。

これは横浜市場の追っ駈けの主役『平塚市漁協』も同様です。

相模湾が大きく変化している可能性ありますね。