ムール貝は下処理が大変でした。

土曜日に、フグ太郎くんからもらったムール貝を食べてみました。

筆者にとってムール貝なんでとても特別なものだったのですが、子供や妻は普通な態度。

どうやら筆者が一生懸命働いているうちに、ママ友や親子でランチ会。どうやらムール貝も食べ慣れているみたい、恐ろしい。

世界のムール貝の漁獲量は約130万トン、同じ貝類のカキが97万トン、ホタテが150万トンと言う数字からわかるように驚くべき量が消費されているんです。

自宅でムール貝を扱うのも初めて、とにかく初めての食材の時は、ネットに頼るのが一番。

載ってましたムール貝の下処理とレシピ。

下処理は簡単な作業なんですが、実施するのは大変でした。殻をたわしでキレイ洗い、足糸を殻から抜き取るだけです。

結構、水が汚れるのでびっくりするのと、足糸はコツをつかんで抜くと簡単ですが途中で切れてしまうことも・・・・。

でも心配は全くいらないんです。殻が空開いてしまうと、力いらずで取れてしまうので。

作るものは、アクアパッツァ。(だったのですが、ムール貝のワイン蒸しも作りました。)

アクアパッツァの主役になるサカナが家になかったので、勿体ないけど大きめのカサゴを使用することにしました。

しかしここで大問題が・・・・・、ムール貝の殻が大きすぎて一緒に煮込む鍋がない!!!

仕方がないので、急遽別鍋でムール貝のワイン蒸しを作り、アクアパッツァに後で加えることしました。

それでもムール貝10個を入れる鍋はあっても、調理するには悪戦苦闘でした。

使った調味料は、白ワイン、バター、きざみニンニク、コショウのみで、塩気はムール貝の中から出てくるので入れる必要性はないと思います。

蒸し汁を飲んでみたら、バターの風味とムール貝の旨みが加わり不味くはないが塩辛すぎて飲めません。

アクアパッツァは、プチトマトとドライトマトは必須で、サカナはその時期の安い白身魚ならなんでもOK(切り身でも)。

味付けもコンソメ(固形・顆粒でも可)、塩コショウくらいで、素材から出た出汁が効いているので手間なしです。

西洋の鍋ですから、日本の鍋感覚で自由に楽しめ、残りの汁にパスタや白米を入れてもいいですよ。