サクラは満開、市場は花よりハナダイ。

只今、桜満開中。

最近、ゆっくり花を見ている余裕もないです。

しかし、魚は毎日見ていますよ。

今日は鮮魚課のセリ場で、花の競演です。

と言ってもハナダイ(花鯛)のことです。

なんで大人になると、でこっぱちになっちゃうんでしょうか?

春日子と呼ばれる幼魚の時は、とても可愛いのに・・・・・(笑)。

ハナダイは正式名称ではなく、正式名・標準和名はチダイです。

こんなに可愛い容姿ですが、列記とした本家タイ科の一派『あやかりタイ』ではありません。

ちょうど、桜のシーズン頃から釣りのシーズン到来。

正に、チダイにとってはシーズン真っ盛りです。

マダイ、チダイ、キダイと本家タイ科の赤い鯛として人気を3分?しているかな。

マダイよりもやや水っぽく旨みも薄い身肉のため、振り塩等で余計な水分を抜き〆ます。

何とかの一つ覚えになりますが、花見に鯛めしなんてかなりお洒落ですよ。