シシャモの仲間、ワカサギ(公魚)

今日は、少し北風が吹いているせいなのか、気温のわりに肌寒い朝です。

横浜では、一部の地域では霙らしきものがちらほら。

カラダのケアをしっかりしないと、大きな寒暖の差で風邪をひきますね。皆さん、気を付けて下さい。

先日、テレビを見ていたら、赤城山の赤城大沼が映っていたのですが、何と、暖冬の影響で湖面は凍結していません。わかさぎの氷上穴釣りが有名なんですが残念です。

赤城山は、榛名山、妙義山と並び上毛三山の1つです。赤城山からの平野部へ北風を「赤城おろし」と呼び、その吹く風の寒さは群馬県内では随一なんですが、そんな赤城大沼が凍らないのは、よほどの暖冬です。

今日は、ワカサギを紹介します。

ワカサギは、シシャモと同じキュウリウオ科に属する魚ですが、水質が悪い状況や低水温、塩分に対して広い適応力があり、食用魚としての需要も高いことから、日本各地の湖やダムなどでも放流された個体が定着しています。

ワカサギは漢字で「公魚」と書きますが、かつての常陸国麻生藩が徳川11代将軍徳川家斉に年貢として霞ヶ浦のワカサギを納め、公儀御用魚とされたことに由来するそうです。

本日入荷していたワカサギは、茨城県と青森県産です。美味しい食べ方ですが、天婦羅、フライ、から揚げ、マリネ、南蛮漬けなどの揚げ物のほか、佃煮、甘露煮にして保存食とします。

カルシウムの豊富なワカサギ、頭からガブリと行きましょう。

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