ホッキ漁の副産物、サラガイ。

先々週の鉄腕ダッシュで紹介されていたもの見つけました、サラガイです。

漆喰のような白い貝殻が印象的。北海道沿岸、東北などで「ホッキ漁」のときに混ざって獲れるそうです。

漢字で書くと皿貝、名前の由来は白い皿を連想させることからこの名が付いたそうです。その他ヒラガイ(平貝)、マンジュウガイ、シロガイ(白貝)と地方によって様々な呼び名があるようです。

サラガイで食用とされるのは、アラスジサラガイ、ベニザラガイ、サラガイの3種とされていますが、素人には見分けがつきません。

仲卸の伊勢勝さんで、10個購入しましたが、サイズもバラバラでもしかしたら色々混ざっていたのかもしれません。写真を見て判別がついたら貝の先生、川口社員教えて下さい。

サラガイは以前はホッキ漁の際一緒に獲れていたのですが、全て捨てていたそうです。その理由は、ただ漁の外道だからだけでなく、砂抜きが面倒で大変だということも重なってのことのようです。

関東ではあまり馴染みのない貝ですが、筆者が住む湘南のスーパーマーケットの鮮魚店でも販売されていました。

味はとてもさっぱり、(悪く言うと淡白)としていて、クセもない美味しい貝です。

鮮度が良ければ刺身、生でも良いですが、剥き身にした貝肉を軽く湯通しし、氷水で締めると身がシコシコし、旨味が増すそうです。

基本アッサリとした貝なので、酒蒸し、焼き、吸い物、味噌汁など何でも合います。

ただ、砂抜きだけは、キチンとお願いします。(※最近は砂抜きされて出荷されているものもあります。)

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