昨日は大雨、そして今日は強風を伴っていますが晴天です。
出勤時に外へ出ると、強い西南西の風。
波音が、轟々と唸り声を発しているように聞こえてきます。
北海道の雄武・沙留地方では春先(3~5月)の天気の良い日に、ひかた(西南西の風)呼ばれる警戒を要する暴風が発生するそうです。
また千葉県では、西南西の風が吹き続けると水温が大きく変化すると言う定説もあるそうです。
いよいよ春到来ですかね?
市場で春と言ったら、佐賀県唐津・飴源の「イサザ」です。
毎年このブログで取り上げている食材ですが、私は「イサザ」入荷すると春の到来を感じています。
「イサザ」、「イサザ」と連呼していますが、正式名称=標準和名は「シロウオ」です(以下イサザと呼びます。)。
毎年取り上げているのに、なぜ今回は初入荷に紹介しなかったのか?
実はこれだけ紹介していても、今までにイサザを食べたことがなかったんです。
だから今回は食べた感想をアップしたいと思い、その機会を探っていました。
そして昨日仲卸の㈱元熊商店で、念願の佐賀県唐津・飴源の「イサザ」をゲットしました。
きっと自宅に持ち帰ったら、娘たちは驚くだろうな。
どうやって食べる?果たして食べてくれる?お父さんは心配でドキドキです。
活けのイサザですから無粋な真似はしません、「踊り食い」一本です。
果たして娘たちの反応は?
よく見ないで、第一声は「メダカ?」「シラス?」と反応薄っ!。
私から「イサザ」の名を伝え、高級料亭で「踊り食い」「天麩羅」「汁物」で食される高級食材だと説明すると・・・・・。
即座にスマホでググって、今度は全然反応が激変(笑)。
相方、娘に食べるか否か質問すると・・・・・、結果相方はNO、長女はYES、そして次女は態度保留。
親父長女でキャッキャッ言いながら食べていると、次女も終盤参戦でした。
結果次女が参戦した大きな理由は、長女の食べた感想が大きく影響したかもしれません。
「踊り食い」、どうやって食べるの?イサザは噛むの?噛まないの?
好奇心旺盛な長女、お代わりするぐらいだったので悪い印象はなかったようです。
私の感想は、娘たちが食べてくれてありがとうと感謝の気持ちをしかない。
いえいえみんなが知りたいのは、イサザを食べた感想ですよね。
事前には「苦い」なんて情報も入手していたのですが、正直に言うと三杯酢の味しかしなかった。
歯応えは心地よいモノがあり、シャキシャキ、コリコリとした食感はグッドです。
もしもう一度買って食べるか?と聞かれたら、1度食べれば良いかなって感じです。
でも早春・春・季節感を楽しむ食材としてイサザは、必要不可欠な存在ですね。
そして父と娘たちとの関係維持のためにも勿論のことです。