あなたはオス派?メス派?

昨日東京オリンピックの開会式が行われました。コロナに端を発した様々な問題、様々な意見がある中で、このような超異例なオリンピックはおそらく最初で最後でしょうが、インバウンド無し、県をまたぐ移動無し、観客無し、飲食店でお酒の提供無し、無しものづくしで本来あるべき経済効果に対し、どれだけの損失が発生するのか想像するのが恐ろしいです・・・。

とは言え、せっかく開催するのなら、いち日本人としてアスリートの皆さんを“自宅で”全力で応援したいと思います。頑張れ!ニッポン!!

子どもからおとなまで人気のカラフトシシャモは、近年の不漁から人気のノルウェー産が売場から無くなっていましたが、ここ数ヶ月で少しずつ復活してきました。子持ちの方が人気があり、オスとメスをきちんと選別した「子持ちししゃも」が主流でしたが、最近ではオスの美味しさにも注目が集まりオスとメスをミックスした商品も販売されるようになりました。

市場に勤め始めたかけだしの頃、仲卸さんに「魚はオスの方が脂がのって美味い」と教えていただいたことを思い出しました。もちろん好みにもよりますが、メスは産卵する時に卵に栄養を送るから身がパサパサになりがちだからとのこと。

開封し、早速焼いてみようとしましたが、オスとメスの判別がつかない!?大きさに違いがあるのか?色が違うか?顔つきが違うのか?などと見比べましたが皆目見当がつかず・・・。

弊社の干物一筋30年の担当者に聞いてみました。すると・・・

尾びれに違いがあると教えてくれました。上の画像のようにオスの方が尾びれが大きいのです。なるほど、なるほど。

焼く前にオスメスが判別できることは知識として知って損はありませんが、食べた時にわかるのも食の楽しみのひとつですね。

あなたはどちらがお好みですか。