「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」、江戸中期の俳人山口素堂が江戸の人々が好んだものを俳句です。
季節としては「春から初夏の頃」に詠われたものですが・・・・・。
セリ場には鹿児島県や三重県、東京都(八丈島)などからあるカツオが入荷しています。
春は春だけど、初夏にはまだ早過ぎかな?
山口素堂が生きていた300年前に比べて、季節感がだいぶズレて来ているのかな。
と言うことで、今日のブログは「鰹(カツオ)」を紹介します。
私の中のカツオのイメージは、なぜか「土佐・高知県=カツオ」なんですが、ハッキリとした理由はないです。
だから理由探しのためにネットサーフィン、今や死語か!
ネットで令和元年カツオ漁獲量を調べると、1位~3位は静岡県、宮城県、東京都の順と見当違い。
だったらカツオの消費量で検索すると、1位~3位は高知市(高知県)、仙台市(宮城県)、水戸市(茨城県)とそれらしい答えが見つかりました。
今の時期のカツオは「初鰹」と呼ばれ、ジューシーであっさり・さっぱりとした味わいが人気です。
しかし、昨日仲卸元初商店大菊社長にススメられ、購入した三重県のカツオは別格でした(当社取扱担当五十子社員)。
今の時期のカツオなのに、程よく脂がのり、瑞々しいのにダレない、時間が経ってもドリップしなかったのは拍手モノです。
そして経験が生かされている?今までで一番上手にカツオを捌けた気がします。
今朝大菊社長に食べた感想、捌いた感想を報告したが、魚が良いからに決まってるだろうと想像通りの回答でした。
1尾2kg超のカツオだと、我が家では1日では食べ切れない量です。
丁度半身残っているので、四分一は塩たたきと自家製シーチキン作りに挑戦しようかな。
追伸
喜んで良いのか悪いのか、新型コロナウイルスの影響で魚価は確実に落ちています。
良いモノがお手軽価格で入手出来るチャンスかもしれませんよ。