狙っていた訳じゃないけど、今日は「土用の丑の日」だったんです。
昨日何気にウナギのことを調べていたら、偶然見つけちゃいました。
「土用の丑の日」って、夏に「鰻(ウナギ)」を食べてスタミナアップみたいなイメージがありますよね。
これには諸説があって正確な由来は不明ですが、江戸時代の学者・平賀源内が鰻屋に頼まれて作った宣伝コピーと言う説は、余りにも有名な話です。
そして土用の丑の日の「土用」は、1年のうちのある期間をあらわす言葉で、「土用」にあたる期間は、年に数回あるんです。
ちなみに水産関係者、量販店・スーパー等が一大イベントと位置付けているのが夏の土用の丑の日。
今年2021年は、7月28日(水)となっています。
メインイベントが来る前に、ウナギを美味しく食べる方法など蘊蓄を何回かにわたってお伝えしたいと思います。
先ずはウナギ1本蒲焼きになっている、「長焼き」を美味しく食べる方法についてお話ししたいと思います。
ご覧の通り、カチカチに凍っています。
ほとんどの場合、蒲焼きまでの工程を終えたら冷凍保存されて出荷待ちの状態になります。
本当は作りたて、焼きたてのモノを食べた方が絶対に美味しいのですが、一般のご家庭では無理な話です。
だとすると、このカチカチに固まった棒みたいなウナギをどうするかにかかっています。
ネットやYouTubeの多くは、「一手間加えて下さい。」と口を揃えて言ってます。
その一手間とは、
①既に付いている蒲焼のタレを水、お湯、日本酒等で洗い流す=取り除くこと。
②①の後、ロースターなどで再度焼きを入れること。
③水や日本酒で蒸すこと。
④改めて新しい蒲焼のタレで、ウナギを絡めることです。
一手間どころではないですが、美味しく食べるには絶対におススメです。
工程①以外は、何となく納得が行くと思います。
しかしなぜ①をするかと言うと、どうしても時間の経過と共に蒲焼のタレ酸化を否定できないからです。
今回私は工程②以外を実施し、長焼きを温めてみました。
う~ん見た目が激変、美味しそう。
ウナギに箸を入れるとス~っと切れ、ほど良い柔らかさが心地良いです。
味のこと聞きたいですか?
不味ければ、ここで紹介してませんよ(笑)。
追伸
浴びるほど日本酒があるなら、ケチらずウナギが浴びる程蒸し用に使って下さいね。
そしてフライパンに入らなければ、適当な大きさに切って下さいね。