北海道函館市戸井からまたまた入荷したんです、巨漢本マグロ。
その重さは157.9㎏もありました。
大きいと言うより、デカいの方が表現としてピッタリです。
このサイズの本マグロが連日横浜市場に出荷されてくるのは、本当に珍しいことです。
珍しい序でに、メバチマグロの口元にマグロ延縄漁の釣針まで画像に残すことに成功しました。
釣針1つでもマグロ用(トローリング魚も兼ねる)になると、Amazon調べたら646円/2個(≒300円/個)もします。
なぜマグロと一緒に釣針まで運ばれてくるのか?
それはいちいち馬鹿丁寧に釣針を外していたら時間がかかるのと、マグロの小歯(サバ)が人の皮膚に触れ怪我するリスクです。
電気ショッカーや銛を使い一瞬で気絶させるんですが、時として急所を外したり、電気が利かず(機械の故障など)に大暴れすることを想定しての行動です。
なぜ電気ショッカーを使用するのかと言うと、確実にマグロを捕獲するためです。
そして身焼けや打ち身・打撲など、マグロの商品価値が下がらないための工夫なんです。
頭を見ると銛で突かれた傷痕が生々しいです。
綺麗に穴が開いているマグロは、ほとんどが養殖マグロです。
養殖マグロの多くが最新の設備と装置を駆使して飼育されています。
頭の傷痕から判断すると、電気ショッカーと銛が一体になっている道具を使用しているんだと思います。
マグロは食べて美味しいし、調べて行くと本当に奥が深い。
ちなみに今日の戸井の本マグロは、脂ののりが良く、かなり品質が良いとの評判です。
こんな本マグロを食べれる人は幸せ者、羨ましい限りです。