湖山池の大しじみは身まで楽しめる。

偶然良いモノに出逢えたので、是非皆さんに紹介したくて・・・・・。

それは蜆(シジミ)なんですけど、単なるシジミじゃないんです。

鳥取県鳥取市のヤマトシジミ、「湖山池の大しじみ」です。

何が凄いか?

偶然にも当社特種課の岡社員が担当しているシジミだったんです。

そこで岡社員に色々聞いてみたら、これまた凄い。

湖山池は昭和50年代末頃まで、天然モノのヤマトシジミが獲れていたのですが、昭和58年の千代川河口工事を契機に水質バランスは一変した。

結果これ以降徐々にシジミは不漁、そして水質悪化が進行することになった。

そして元通りの「汽水湖として再生」することを目指し、動き出したのが平成17年。

平成20年からは湖山池漁協や県、市がヤマトシジミの増殖に着手して、平成26年には出荷再開に漕ぎ着けたそうです。

簡単に話してしまいましたが、何と30年の月日が流れているんです。

「環境を壊すのは簡単だけど、元通りにするのは至難の業」と言う良い例かもしれません。

こんな話を先に聞いていたら、もっと味わって食べたのに・・・・・。

でも必ずリーピート買いしますよ。

そもそも「湖山池の大しじみ」を紹介しようと思った理由が違うからです。

まず、1つ1つのシジミの粒が大きいこと。

そして粒だけじゃなく、中身の貝もデカいんです。

「身はアサリ、汁はシジミ」と言われる通り、シジミ汁は汁を味わうもの。

そうさせていたのはシジミの身が小さく取るのが面倒だから、そして味噌汁のシジミを食べるのはマナー違反だと思っているから?

シジミの味噌汁には汁に「オルニチン」が染み出しているのですが、身にはたくさんの栄養素が残っています。

「湖山湖の大シジミ」だったら、汁も身も十分楽しめますよ。