神奈川県産のイナダが最近、コンスタントに入荷しています。
イナダとは画像を見れば、嗚呼って思う魚です。
そう、親は「ブリ」。
イナダは成長と共に呼び名が変わる出世魚「ブリ」の出世途中の姿です。
「三浦の毘沙門」で水揚げされたイナダは、黒潮に乗って北上する出世レースの途中だったのに・・・・・。
ブリは成魚になるまで3年~4年かかると言われていますが、定置網にかかり道半ばでレースを断念することになりました。
う~ん、残念ながら第二ステージ敗退です。(※ブリの呼名:ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ)
群れて行動するブリは、先頭が定置網に迷い込んだら、群れは一網打尽になっちゃいます。
だから時として水揚げがある時は、纏まって大量に水揚げされる割合が高いのです。
そして今日のイナダ、「三浦の毘沙門」と言うのが重要なポイント。
「三浦の毘沙門」って、「三浦の松輪」と肩を並べる漁場なんです。
イナダが良い例ですが、相模湾から東京湾に入り込んだ魚はなぜか身質が良いモノが多い。
これは私の私見ですが、東京湾の入り口付近で良質の餌を腹いっぱい食べているからだと思います。
どんな餌を食べているんでしょうか?
身質、脂ののり具合は?
毘沙門のイナダは、要チェックですよ。