長螺と書いてナガニシとは読めないね(涙)。

まさか!また再会することになるなんて・・・・・。

本社に出張して、特種相対品課石川社員のセリ場で見つけちゃいました。

私は以前「アカニシ」と紹介したのですが、正式名称=標準和名は「長螺(ナガニシ)」と言うそうです。

一般的に市場では「ヨナキガイ」、漢字では夜啼螺貝と不思議な名前の貝です。

由来をネットで調べると、子供が夜泣きしたときの薬として用いたという説や、夜泣きしてる子供の横に貝を置くと泣き止んだとういう説があります。

どちらにせよ、名前の由来は子供の夜泣きのようです。

とても貝殻らしい貝が魅力的で、以前仲卸の横浜丸栄水産㈱の細谷さんからもらって食べたのですが、食べてビックリ男泣きでした。

渋柿の比じゃないくらい「えぐみ」が凄ごく、夜泣きが収まるどころか一晩中泣きそうでした。

後で聞いたら、ナガニシの可食部は赤い部分だけだそうです。

なのに知らずに全部口にしたため、悲惨なことに・・・・・(涙)。

知っていたら大好きになっていたかも?

ネットでナガニシと検索すると、広島が枕詞のようにヒットするのです。

如何やらかつて瀬戸内海では、大量にナガニシが獲れていたそうです。

食べた人の感想は私と全く同じ意見が多数ある中で、甘くて美味しいと言う意見も確認出来ました。

とっても不思議な貝ですが、興味がある人は是非試して下さい。

私はまだ悪夢、トラウマが・・・・・。