昨日14日の神奈川県は、過去2番目に多い985名の感染者が発表されています。
このままだと、いつ新型コロナウイルスに感染しても不思議じゃない状況です。
あまり話題にしたくないけど、避けては通れない問題に直面している。
仲卸の主要売り先である飲食店、居酒屋等からの注文が激減しているからです。
仲卸は、注文がなければ仕入れない(=買わない)。
もし仕入れれば(=買えば)、当たり前ですが代金の支払が生じるのです。
だから必要なモノしか買わない日もあると、正直に話してくれた仲卸もいた。
こんな状況でも、鮮魚を取扱う仲卸が絶対に欠かさない魚がいるんです。
その魚とは「鯵(アジ)」「真鯵」です。
いつも当たり前のようにセリ場で必ず目にするアジですが、何もしないでセリ場に並んでいる訳ではありません。
営業担当者が国内各地の水揚げ状況を把握しつつ、集荷した結果なんです。
アジと言う魚は、実に不思議な魅力を持った魚だと私は思っています。
魚の中で、見たり、食べたり、捌いたりと一番触れる機会が多いからかもしれません。
突然アジの干物が食べたくなったり、アジフライが食べたくなる私は異常でしょうかね?
私たちを取り巻く環境は日々変化しているけど、変わらないモノがあって良いと思う。
下手なダジャレじゃないけど、味が良いから鯵。
それがもしかしたらアジかもしれません。